京の町家 暮らしの意匠会議のおばんざい

にしんとおなすのたいたん

とろりとしたなすとにしんの脂が絡まる、こっくりとおいしい定番おばんざいです。なすは煮る前に油で揚げておきます。翌日まで置くと味がなじんでいっそう美味しくなります。味付けのにしんを使えば、手軽に京都の定番のおばんざいの味が楽しめます。
にしんとおなすのたいたん

にしんとおなすのたいたんの作り方

にしんとおなすのたいたんの材料

味付にしん 1袋(3本入)
なす 6個

だし汁 2カップ(なすがひたひたになるくらい)
醤油 大さじ2.5
みりん 大さじ1.5
砂糖 大さじ1

  1. にしんは1本を4等分する。
  2. なすは半分に切り、皮に軽く縦横に切り込みを入れ、油で揚げる。
  3. (2)を鍋に並べひたひたになるようだし汁を入れ、調味料を入れて一煮立ち。
    その後、にしんを入れて煮る。器に盛り、ショウガを添えたらできあがり。

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

京の町家 暮らしの意匠会議

料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子