京の町家 暮らしの意匠会議のおばんざい

きんとん

素朴で優しい甘さの栗きんとん。皮を厚めにむいたさつまいもを柔らかくなるまで茹で、熱いうちにつぶして、半量にはバターを練り込み、ラップで適当の大きさの茶巾しぼりを作るだけでおいしいきんとんができあがります。さつまいもは丁寧に裏ごしすると、滑らかに仕上がります。
きんとん

きんとんの作り方

きんとんの材料

さつまいも 500g
くちなしの実 1~2ヶ
栗甘露煮 適量

(A)
砂糖 200g
塩 小さじ1/2
みりん 大さじ2
バター 小さじ1

きんとんの健康ひとことメモ

食物繊維、ビタミンCも豊富。

  1. さつまいもは皮を厚めにむいて5mm位の輪切りにして、水で白いにごりがなくなるまで洗う。
    くちなしの実も洗っておく。
  2. ひたひたの水に(A)と(1)を入れ、柔らかくなるまで茹でる。
    茹でたあと、くちなしの実は取り除く。
  3. 熱いうちにつぶして、半量にはバターを練り込み、ラップで適当の大きさの茶巾しぼりを作る。
  4. 残りの半量の上に栗甘露煮をかざる。

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

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料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子