京の町家 暮らしの意匠会議のおばんざい

昆布巻

昆布(こぶ)は、「よろこぶ」につながるとして、一家発展の縁起物とされています。昆布巻きは鰊(にしん)で作ることが多いですが、焼き穴子を巻くことで、簡単でかつ今風の味に仕上げました。
昆布巻

昆布巻の作り方

昆布巻の材料

煮昆布(10×20cm) 1枚
焼穴子 1尾
三つ葉の軸 適量

(A)
だし汁 2カップ
薄口醤油 1/2カップ
みりん 1/4カップ

  1. 煮昆布をしめらせてビニール袋に入れ、柔らかくもどしておく。
  2. 昆布の巾に切った穴子は縦に細く切り2~3本を(1)にのせ、食べ易い太さに巻き、切ってたこ糸等で結んでおく、これを繰り返す。
  3. (A)を鍋に入れ(2)を並べ、落し蓋をして煮含める。
  4. 冷ましてから煮汁をきり、糸をとって三つ葉の軸で結ぶ。

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

京の町家 暮らしの意匠会議

料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子