京の町家 暮らしの意匠会議のおばんざい

小豆のお粥さん(白粥の小豆ちらしとおぜんざい)

京都では「あずきのおかいさん」と言います。毎年小正月と呼ばれる1/15にこれを頂く風習があります。平安時代からの言い伝えで、食べると一年間の邪気を払い、病気にならないのだとか。
小豆のお粥さん(白粥の小豆ちらしとおぜんざい)

小豆のお粥さん(白粥の小豆ちらしとおぜんざい)の作り方

小豆のお粥さん(白粥の小豆ちらしとおぜんざい)の材料

小豆 適量
水 適量
米 1/5カップ×人数分
丸餅 人数分
塩 少々

  1. 前日夜、洗った小豆をひたひたの水でさっと茹でこぼし、たっぷり目の水を入れて煮立てる。これを汁ごと熱いうちに魔法瓶に移し入れて一晩置く。
  2. 白粥に茹でた丸餅を加え、魔法瓶で柔らかくなっている小豆を適量ちらして、塩で味を整える。
  3. 残った小豆と茹で汁は、砂糖、塩、焼餅を加え、おぜんざいとして別に頂く。

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

京の町家 暮らしの意匠会議

料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子